先日、施設利用者の方で8年前に、くも膜下出血により右半身麻痺になり、杖をつきながら施設でトレーニングに始めた方がいらっしゃいました。
8年前、病院のリハビリが終わり、日常の生活を送る中、外を歩いたり自宅で運動したりしながら少しでも動きがよくなればと頑張っていましたが、右半身麻痺の状態はあまりよくならなかったみたいです。
その後8年経って、スポーツ施設に通うことを決意し、現在家から杖をつきながら、30分かけて徒歩でこちらの施設に通っていらっしゃいます。わずかな可能性を求めて、少しでも回復できればと頑張っていらっしゃる姿を見ると、こちら側のトレーニングのアドバイスにも熱が入ります。
スポーツ選手がケガから一日も早く復帰するために頑張ることも、一般の方がよりよい生活(QOL)を送るために頑張ることも、やっている本人の情熱を見ると同じものなのです。
この業界に入り10年以上経ちますが、今後とも指導に対する情熱が、お客様の回復改善に取り組む情熱の光に負けないよう頑張りたいと再認識させられました。